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長谷川唯、熊谷紗希、宮澤ひなた…パリ2024 サッカー女子なでしこジャパンの顔ぶれ

  • kicker 2024/07/24 03:31
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長谷川唯


ポジション:ミッドフィルダー

所属:マンチェスター・シティ/イングランド

生年月日:1997年1月29日


日本代表チームの要として攻守にわたってチームを鼓舞するのがミッドフィルダーの長谷川唯。マンチェスター・シティでプレーする27歳の長谷川は、同チームでの最初のシーズンとなった2022/23にPFA(イングランドプロサッカー選手協会)女子年間ベストイレブンに選出される活躍で大きなインパクトを残すと、今シーズンも中核としてリーグ準優勝に貢献した。


絶妙なコースへのパスでチャンスを作る一方、豊富な運動量で守備でもチームを支える長谷川は、東京大会からパリ大会までの3年間、ヨーロッパサッカーにどっぷりと浸り、多くの経験を積みスキルを磨いてきた。パリでは、「前の自分よりも成長した姿を見せたい」(日本サッカー協会[JFA]のYouTubeチャンネル「JFATV」より)と意気込み、戦いに挑む。


熊谷紗希


ポジション:ディフェンダー

所属:ローマ/イタリア

生年月日:1990年10月17日


キャプテンとして長年チームを率いているのがローマで活躍する熊谷紗希。まだ20歳だった2011年のワールドカップで優勝を経験し、その後のワールドカップ3大会に出場、ロンドン2012オリンピックで銀メダル獲得、リオ2016ではアジア最終予選で敗退するなどチームの浮き沈みを経験し、自身3度目のオリンピックを迎える。


ディフェンダーの熊谷がパリで目指すところは金メダル。2023年末のJFAのインタビューで、「(2023年の)女子ワールドカップ後、さまざまな国の友人から『日本のサッカーが一番好き』とか『本当に良いチームだったよ』と、うれしい連絡をもらいました。それを証明するためにも、パリで金メダルを取りたい」と語っており、「日本女子が世界を引っ張っていく」という強い信念のもと、再び覇権を握るための戦いをスタートさせる。


宮澤ひなた


ポジション:ミッドフィルダー

所属:マンチェスター・ユナイテッド/イングランド

生年月日:1999年11月28日


初出場となった2023年のワールドカップ初戦で、先制点を含む2点を挙げたほか、最終的に優勝したスペイン代表とのグループステージ最終戦でも2点を決めて4-0での勝利に貢献するなど、4試合で5点を挙げて同大会で得点王に輝いたのが、24歳の宮澤ひなた。日本人選手としては、2011年大会の澤穂希(さわ・ほまれ)さんに続く2人目の快挙となり、大会後にはイングランドのマンチェスター・ユナイテッドに移籍した。


足の速さを活かしたスピードのあるドリブルや、最前線への抜け出しで得点を生む宮澤だが、昨年冬に足首を骨折し、およそ4ヶ月ほど離脱を余儀なくされた。オリンピック最終予選でもメンバー外となり、もどかしい思いもしたが、それでも自身がより強くなることに集中して努力を重ねてきた。パワーアップした宮澤の、ワールドカップ以上の活躍に注目したい。


藤野あおば


ポジション:ミッドフィルダー

所属:日テレ・東京ヴェルディベレーザ

生年月日:2004年1月27日


日テレ・東京ヴェルディベレーザでプレーし、「なでしこの未来」と称えられているのが20歳の藤野あおば。2022年にはU20ワールドカップで背番号「10」を背負って日本の準優勝に貢献し、翌年、宮澤が得点王に輝いたワールドカップで、日本代表選手として男女を通じて最年少ゴール(19歳180日)を決めた。


ボールを巧みに操り、激しいディフェンスをものともせずボールをキープし、ドリブルで突破する姿が頼もしい藤野は、オリンピック前の国内ラストマッチとなった7月13日のガーナ戦ではフリーキックから完璧なショットを放ってネットを揺らした。パリでも持ち味とする思い切りのあるプレーでチームに勢いをもたらすことが期待される。

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